座らぬ者の悟り 執筆者→小笹諒介@代表(2024.09.03更新)

働き方改革

腰がつらい

情けない話だが、35を過ぎ、座りっぱなしの仕事がきつくなってきた。

家では高い椅子(値段ではなく、高さがね)を使っているのでさほど疲れないが、外出先では長時間椅子に座って仕事をするのがつらく、集中力がそがれる。

そこで、今回は働き方改革として、外出先でもどこでもスタンディングで仕事ができるようにした話をしたい。

捕捉情報

私はもともと首が弱い。腰も弱くなってきた。目は強い。そのうち目も弱くなるはず。

スタンディングデスクの乱

課題①コワーキングスペースにスタンディングデスクがない

弊社はフルリモートOKという、いまとなってはそんなに珍しくないけどそんなに多くないスタイル(なんだそれ)で仕事をしている。

とはいえ、自宅で仕事をする気が起きない私は、いいオフィス(実際、めちゃくちゃ良いオフィス)というコワーキングスペースで仕事をすることが多い。

こちらのコワーキング、基本的には非の打ちどころがないくらいすばらしい環境なのだが、唯一の難点がスタンディングデスクがない!ことである。

「スタンディングデスクを買ってくれ」という厚かましいお願いをしたところ、「小笹さん、カウンターなら立って仕事できますよ」という、なんとも言い返せないお言葉をスタッフからもらい、ぐうの音も出なかった…。

コワーキングに来て、キッチンカウンターで仕事をする中年男…ちょっと嫌だなそれは。

ということで作る

買ってもらえないなら、作るしかない(己が買うという選択肢はない)。

以前、事務所にさくっと机を作ったように、今回もさくっと机を作る。

ちょうどこの「秒で机」が誰も使っていなかったので、今回はこの机をスタンディングデスクにリメイクするぞっ!!

完成

できたー!!

異様な存在感!!

そして絶妙にカメラアングルわかりにくい!

捕捉情報

机の作った工程はガッツリ省きます。もともとの長机を解体して、天板をまっぷたつにし、2×4材で固定、脚つけたら完成です。

どこでもスタンディングデスクの乱

課題②使いたいときに使えない

コワーキングスペースにスタンディングデスクを搬入し、しばらく使ってましたが、意外にこのデスクが人気となり…。空いてないときもしばしば(みんなが使えるなら持ち込んで良いですよ、という条件付きで持ち込ませてもらってました)。

使ってもらえるのは非常に嬉しい。が、私が使えないのでは本末転倒である。

ということで作る

次はスタンディングデスクではなく、持ち運び可能な卓上タイプ(テーブルの上に置くとちょうどスタンディングデスクになるやつ)を作ることにする。

ホームセンターへ行くと、ちょうど良さそうな踏み台が売っていたので、これに脚を付けてさくっと作ることにする。

完成

できたー!!!(前回よりもけっこう大変でした)

持ち運び可能な

2wayでカバン一体型なので、どこにでも持って行ける。ひっくり返せば卓上スタンディングデスクに早変わり、である。

ちょうど16インチのMacbookがすっぽりおさまるサイズ感。これはすばらしいものができた!

武器にもなる

この卓上デスク、めちゃくちゃ重い。重いものほど価値がある。振り回せば武器にもなる。マルチプレイヤーなのだ。

これで暴漢に襲われても大丈夫。持ち運ぶときは人にぶつからないように気をつける。

持ち運ぶだけで筋トレにもなる。マルチプレーヤーなのだ(2回目)。

捕捉情報

本当は歯を食いしばらなければ持てないほど重い。米5kgが3袋(約15kg)、それを片手で運ぶわけだから、まあ重いわ。いかに涼しい顔でこのカバンデスクを運ぶかがポイントなのだ!

まとめ

不利な状況こそ、成長を生む

日常で抱えている課題も、創意工夫次第で解決できる。不利な状況こそ、成長を生む。不便を楽しもう!