急にロボットの大会に出るヤツ 執筆者→小笹諒介@代表(2026.06.08更新)

Let’s ROBO-ONE(ロボワン)

ロボ界の天下一武道会!!

いまでは年一更新になっている探究ログ、今回のテーマは、ロボットです!

ロボ界の天下一武道会「ROBO-ONE」に出場してきました!

果たして、私、パイロットこざさと、相棒のロボット「ケルビム」は、一体どこまでいけるのか!?

補足情報

みなさん知っての通り、ケルビムは、遠藤浩輝先生の名作漫画「EDEN」に登場する、暴走しがち系ロボット「ケルビム」からきてます。

本編の前に──プロローグ──

体育会系パイロット爆誕

そもそも私は、工学系でも情報系でもなく、もともと体育学部出身。ロボットなんて未知中の未知なのに、これまたなんで突然…とみんなから言われました。

5年越しの夢

実はさかのぼること4〜5年前、一度、ロボットを作ろうとしたことがありました。遠藤浩輝先生のEDENに影響されて、です。

ロボットエンジニアって、かっこいいな〜(単純)と。

当時はAIもなく、勘で「とりあえずラズベリーパイ買えばいけるっしょ!」という謎の間違ったアプローチ(AIいわく)をとってしまい、完成することなく早々に撤退…電子工作難しいー💦

今年に入り、そういえば!と思い出して、再チャレンジしたというわけです。

補足情報

ラズベリーパイ(Raspberry Pi)は、イギリスのラズベリーパイ財団が開発した、お手頃価格(定価30ドル)で買える、手のひらサイズの小型コンピューターです。ラズパイ使って電子工作してロボットを作る、という、今思えばかなりハードルの高いことにトライしてました。

険しき道──製作編──

激ムズ!

3月末のことです。AIが薦める、とあるロボットキットを買いました!箱からしてかっこいい!!

まずはロボットを作り、動かしてみるという経験が大事だと。さっそくトライしてみたのですが…

先に言っておくと、キットとはいえ、かなりムズイ!

自分でもよくできたなと思います

初めて自分で自分を褒めたい by 有森裕子

Step1. 組み立て

なんせ知識ゼロからのスタートです。

実は小さい頃から、プラモデルもほとんど作った記憶がなく、慣れ親しんだことのない作業に大苦戦しました。

肩関節と股関節をつけ間違える、気づいたら脚の向きが逆、なぜかネジがなくなり買いに行く…など、トラブルの連続。そのたびに、一度組んだネジを外し、部品を外し、せっかく組み上げた作業をまたやり直すというのが、シーシュポスの神話よろしく、なかなかの精神的ダメージでした。

しかしそこは気合いと根性!見よう見まねで組み上げました!!

Step2. 配線

ロボットとプラモデルの大きな違い、それは配線です!

すべてのモーターをコネクタで繋ぎ、電子基盤の決められた箇所に端子をブッ刺していきます。

電気系統の知識も皆無でしたので、配線もまた大変でした。というか、自分が何をしているのかさっぱりわからずでした(笑)

案の定、すべての作業を終え電源を入れた…のに、ロボは動かず。
動けー!!!

あのときは絶望しました…。

Step3. PC作業(最終調整)

そんなこんなで色々大変でしたが、どうにか配線もクリア!(途中経過は雑に割愛)

ロボットが立ち上がり、歩いた瞬間は、ちょっとした感動でした。

そして、ここからPC作業に入ります。

専用のアプリケーションを立ち上げ、関節の角度を調整したり、モーションと呼ばれるプログラムされた動作をロボットに設定したりしていきます。

PC作業は、組み立てや配線と比べると、だいぶ楽でした!

さて、いよいよ次は実践です!

補足情報

私が購入したロボットキットは、近藤科学さんのKHRというシリーズです。興味がある方はぜひ!https://kondo-robot.com/product-category/robot/khrseries

コザサの知らない世界──実践編──

軽い気持ちでエントリー

実は順番でいうと、ロボットを買う前に、ロボットの大会に出場したいと思って、そのために必要なロボットを買いました。

なので、最初からROBO-ONEに出ることを目標にしていました。

そこでまずは私の住んでいる沖縄でROBO-ONE関連のコミュニティを探したのですが、みつからず。

「まあ良いか、とりあえず大会に出てみよう」と、軽い気持ちでエントリーしたのがROBO-ONE Light in浜松科学館です。

ライトユーザー限定大会?

ROBO-ONEというのは、簡単に言うと、二足歩行ロボットの格闘技大会です。

ROBO-ONEには二種類あり、ROBO-ONE Lightと、ROBO-ONEがあります。

私はてっきり、初心者限定大会がROBO-ONE Lightで、熟練者がROBO-ONEだと思ってたのですが…

会場に入ってびっくり。周り全員、ガチ勢でした。聞いたら、Lightというのは「軽量級」という意味だったようで、ROBO-ONE Lightも、ROBO-ONEも、ガチのロボットオタクしか出ない大会でした。聞いてないぜ!

唯一のキット参戦者

「ロボット歴2ヶ月」「ルールも知らない」「市販キットで参戦」の私の一回戦の様子がこちらです。

左の方が私のロボット、ケルビムですね。一応、バトルになってます。

もちろん、一回戦敗退でした。

一回戦敗退は20年前に出たM-1以来のことです。…まあそれはどうでも良いんですが、みなさん本当にすごいロボットばかりで圧倒されました!

出場した30人中、私がダントツで30位の実力だったと思いますが、ロボットバトルは楽しかったです!来年またリベンジしたいと思ってます!

補足情報

沖縄でロボットに熱いコミュニティがあれば、ぜひ参加したいです!情報求む!

次回の抱負!

奥深き世界

最後に、次回の抱負を述べてまとめていきましょう。

おそらく、急にロボットの大会に出ようと思って出ちゃえるのは僕くらいのもんだと思います。けっこうハードル高いよこれ!

聞いた感じ、出場されている方々は、皆さん共通して、特に学生時代、ロボットに慣れ親しんだバックボーンがあり、そして社会人になってもロボットを趣味で続けているようでした。素敵です。

つまり現時点では、私が最強の素人で、ロボット素人としては第一位なのではないかと(なんだその理論は)。

ここからプロにどう立ち向かっていくのか、僕自身も今後がとても楽しみです!立ち上がれー!

ちなみにこの動画は、大会直前、右パンチを繰り出すとなぜかバランスが崩れるという不具合が発生したときの動画です。切ないね〜。本番では右パンチ封印しました(泣)

特別賞を受賞

最後に余談です!

一回戦敗退でしたが、なぜか運営から特別賞をもらいました!

受賞理由は「沖縄からROBO-ONEに参戦した初めての人だから」と言われました。俺、第一人者か!?

次こそはちゃんとした理由で賞状をもらえるように…がんばるぞー!エイエイオー!